骨粗鬆症

HOME » 診療科目 » 骨粗鬆症

骨粗鬆症とは?

骨粗鬆症は、骨強度(=骨密度+骨質)の低下により骨が弱くなり、骨折をきたしやすくなった病態です。
骨の強度が低下する主な要因は、女性ホルモンの欠乏、加齢、運動不足などの生活習慣が考えられます。
主に中高年以降の女性に多く見られる疾患です。

まつもと整形外科リハビリテーションクリニック

骨折しやすい部位

  1. 胸腰椎圧迫(背骨)骨折
  2. 大腿骨近位部(股関節)骨折
  3. 橈骨遠位端(手首)骨折
  4. 上腕骨近位端(肩)骨折

骨粗鬆症の原因

通常、骨は常に一定の状態をキープしているのではなく、絶えず古い骨を溶かして(骨吸収)、新しい骨を作る(骨形成)というサイクルを繰り返しています。骨粗鬆症の原因は、骨を構成する細胞のバランスが崩れることによって骨吸収が増加し、骨形成が減少することにあります。そのため、どんどん骨量が減少し、骨密度が低下してしまいます。

骨粗鬆症の主な治療方法

骨粗鬆症の治療は、「骨形成の促進」と「骨吸収の抑制」の2点で行われます。一般的な治療法は、以下の通りです。

骨粗鬆症を予防するために

骨粗鬆症は自覚症状に乏しいため、気づいた時には進行してしまっているケースが多々あります。健康的な生活を維持するためにも、以下のような骨の健康を保つ習慣をつけましょう。