ロコモティブシンドローム

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ロコモティブシンドロームを知っていますか?

ロコモティブシンドロームとは

ロコモティブシンドロームとは、年齢を重ねることにより筋肉が低下したり、骨折や関節疾患などの病気を発症したりすることで運動器(骨や筋肉など)の機能が低下し、立ったり、歩いたりといった移動機能が低下した状態を指します。

まつもと整形外科リハビリテーションクリニック

ロコモティブシンドロームによって引き起こされる症状

ロコモティブシンドロームになると、歩行困難や歩行速度の低下、脚の痛みやしびれ、転倒リスクの上昇が問題となります。
歩行機能が低下することで筋力も下がり、日常生活を自分で送ることも困難となる可能性も出てきます。
さらに自立できない期間が長引くほど、認知機能の低下を引き起こすことにも繋がります。
そのため、ロコモティブシンドローム を早期から予防することが、人間らしく生きるために必要なのです。

ロコモティブシンドロームの予防方法

ロコモティブシンドロームの予防には、
運動や食事などの生活習慣を見直すことが大切です。

運動と食事の生活習慣の見直し

筋肉は適度に使わなければ弱っていきます。また骨も運動による負荷がなければ、骨密度の低下に繋がります。ロコモティブシンドロームの予防として運動習慣を心がけましょう。
当院では、その運動習慣の働きかけをして参ります。具体的に、どのような運動をすれば良いかを当院のリハビリテーション科にてご指導致します。ご興味のある方は是非ご相談ください。
また、栄養バランスの良い食事を心がけることが、骨や筋肉の健康を維持し、ロコモティブシンドロームの予防に繋がります。当院では栄養指導も行っていますので、気軽にご相談ください。

薬物治療

骨折リスクの高い方や、すでに骨折してしまっている方に対しては血液検査 を行い、「骨代謝」の状況を見極めて適切な薬物療法をご提案しています。骨折によってロコモティブシンドロームが進行してし まうことを防ぐため、予防的治療として行う場合があります。